富士印材工業株式会社

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製品情報 — 御蔵島本柘(天然自生品)

【対応サイズ 丸棒、天丸、角、角天丸などほとんどのサイズ製造可】

柘の最高峰  御蔵島本柘
緻密で堅い一面と繊細で肌触りの良さを併せ持つ木材の中でも随一の最高級品

◈ 御蔵島とは?
御蔵島は東京都心の南約200km、三宅島の南南東19kmの太平洋上に位置する島です。
伊豆七島の一つで東京都御蔵島村に属します。島全体が豊かな原生林で覆われており、
全国有数の巨樹の森を有しています。
御蔵島に見られるツゲは、葉が大きくて厚く、樹高5mもの大木になり、ベンテンツゲといわれています。この名前の由来は、御蔵島のツゲ(黄楊)が江戸時代に女性の櫛の材料に使われ、その材質、木膚の美しさが、大奥女中たちを 魅了したことによります。材は黄色をおび、木質は均一緻密で堅く、木目は様々な模様を表しています。用材として利用できるまでには、風雨に耐え忍び、80~100年も要するといわれており、将棋駒、こけし、印章、櫛等いずれも、高級品として利用されています。
島の風に耐えた天然自生材になります。
全くの自然にまかせて育った材のため木目は乱れがちです。
御蔵島では子供が生まれると、その子の将来の為に山に100本のツゲを植える習慣があったと言います。
御蔵島の柘からはその製品の繊細さとは裏腹に、百戦錬磨の武将のような逞しさを感じます。